障害競走の稼ぎ方①〜4/20福島5R〜
今週の平場競走、登録馬が発表されました。
今週は、4/20に福島4R障害オープン(3380m)、福島5R障害未勝利(2770m)、そして4/21に福島4R障害未勝利(2770m)と、障害競走が3レース開催されます。
その中で、4/20福島5Rに気になる馬がいましたので、とりあえずこのレースを予想していきます。
1回福島5日
5R 障害未勝利 2770m
馬名(五十音順) / 性齢 / 騎手(斤量)
インフルエンサー / 牡5 / 小野寺(60)
エイム / 騸6 / 金子(60)
クスリバコ / 牡4 / 上野(59)※
クリノペーテルス / 牝4 / 熊沢(57)※
ソウラセブン / 牝4 / 鈴木(57)
ノーブルカリス / 牝4 / 草野(57)※
ヒロシゲセブン / 牡4 / 高田(59)
ホウオウカーニバル / 牡4 / 江田(59)
ホクセンジョウオー / 牝4 / 浜野谷(57)
ロジャージーニアス / 騸4 / 石神(59)
※は初障害
なんというかあまりぱっとしないメンツで、経験馬の中では、近3走が③②②と安定してきたヒロシゲセブンが1つ2つ抜けている印象です。対抗できるとしたら、前走同コースで変わり身を見せたインフルエンサーでしょうか。
そんな中で、私が本命に推したい馬、それは
です。
そもそも、OP3勝含む平地競走(8.3.3.32)の実績は初障害馬の中でも頭一つ抜けていますし、そりゃそうだろ、と思うかもしれませんが、私は例えこの馬が(0.3.3.32)でもおそらく本命にしていました。
まず1番わかりやすい要素は、障害試験のタイムと鞍上です。
マイネルアウラートは、4/3に行われた美浦の障害試験で、蓑島騎手を背に109秒という好タイムを記録しました。
美浦の障害試験では、一般に良馬場で115秒を切るタイムが出せれば障害でも勝負になり、特に110秒を切る馬は勝ち負けになる可能性が高いです(信頼度を疑う声もありますが)。
稍重で114秒を出した、シークレットパスが障害オープンを勝っていたり、良で108秒を出したキークラッカーは入障初戦を快勝し、その2着馬が次戦で勝利を収めたりと、タイムに関してある程度の信頼を置くことはできると思います。
レースでも鞍上は変わらず蓑島騎手ですから、本番でも好操縦が期待できるはずです。
2つ目に脚質の問題です。
障害試験で好タイムを出しても、スタートが悪く後ろから追い込むような馬では、少なくとも初戦からの好走はかなり厳しくなります。
見たことある人ならわかると思いますが、障害競走というのは、基本的に最終コーナー5番手以内にいる馬で決まることがほとんどです。かなりの展開の補助が必要になるため、初障害の追い込みの馬は来ないと言っていいでしょう。
マイネルアウラートは、平地時代逃げを中心に前につける競馬をしてきた馬なので、脚質的にも障害に向いていると言えます。
そして3つ目が最大のポイント、血統です。
マイネルアウラートは父ステイゴールド母父トウカイテイオーという配合です。
父ステイゴールドがスタミナ血脈なのは言わずもがなですが、注目して欲しいのは母父トウカイテイオーの方です。福島の障害競走では牝系にパーソロンの血統を持っているのがとても良いんです。
同じく母父にトウカイテイオーを持つシングンマイケルは、ここ福島で障害オープンを勝利しています。
また、母父シンボリルドルフのシンボリダルクも福島で未勝利を勝った馬です。(ちなみにこの馬は同じ日の4Rオープンに出走予定です。)
この牝系パーソロンは福島と中京の障害に特化しており、シングンマイケルは全障(3.3.1.3)のうち、中京と福島で(3.2.1.1)の成績、またシンボリダルクも(1.1.1.8)のうち(1.1.1.3)と、いかに特化しているかが分かります。
以上の
1.障害試験
2.脚質
3.血統
の3つの要素から見ると、マイネルアウラートはもうガチガチの本命になります。
おそらく、他のメンバーが足りないので当日も2〜3番人気に推されるでしょうが、ここは自信を持って単勝に大きく賭けたいなと思っています。
他に何頭かあげるとするなら、栗東の試験で99秒台のクリノペーテルス、母母父にダンスインザダークがいて、前走から距離短縮、乗り替わり、舞台変わりと変わり身の期待できるホクセンジョウオーですかね。
ということで印はこんな感じ
○ヒロシゲセブン
▲ホクセンジョウオー
△クリノペーテルス
では今回はこの辺で失礼します。
読んでいただきありがとうございました。